書棚を整理していて出てきた二冊の本、「コーヒー小事典(昭和55年発行)」と「コーヒー実用ハンドブック(昭和54年発行)」。
コーヒーに関する情報に餓えていた時代において専門書は貴重な情報源でした。
現代はインターネットで簡単にかつピンポイントでコーヒーに関する情報を得る事ができます。
しかし、ピンポイントであるがゆえに、薄っぺらい知識になってしまっているのかもしれません。
過去、数少ないコーヒーの情報を得るには、専門書や商社からの情報はもちろん、他分野、例えば植物学や地質学の専門書からたった数行のコーヒーに関する情報を探していたものです。
また、直接大使館を訪れた事もありました。
(アポイント無しでも事情を話せば受け入れてくれた平和な時代だったのです)
そのような作業が結果的に幅広い知識となって今でも活かされているような気がします。
本はやっぱり大切ですね。


